ファイブリバーのお金のはなし

ITバブル、リーマンショックを乗り越えた投資家のブログ。

やはり、自民党総裁3期は・・・・・・

 GPIFが外債投資を増やそうとしている。資産を増やそうとするのは分かるが私たちの将来の生活資金だ。安全な資産で運用してもらいたいものだ。低金利国債で運用すると収益があがらなくなってくるからだ。19%が外債の運用枠だが、為替リスクを回避している運用資産は国内扱いにして、外債の比率を実質的に高めようとしている。ルールの勝手な変更だ。何でも「あり」。

 某首相が、規則を曲げて3期目を続けているように・・・・。前にも記載したが、消費税の改訂時期が最悪になった。延期したことにより景気が落ち込む可能性が高い時期になった。企業系のアナリストは出世が必要なので株価や景気が落ち込みは回避できるような解説ばかりする。現在の企業の業績推移、見通しをみていればかなりの割合で景気は落ち込む。山が高ければ谷ふかしで、長期の不景気になるかもしれない。

 量的緩和の政策は、悪くない選択肢だったが、最初のコミットメントを守らなかったことが、最悪の事態を招きかねない状態だ。どこかの総裁が2%を達成できなかったら「辞任」すると言っていたのに・・・・。約束を守らない、ルールを勝手に変更する国になった。

 貿易摩擦、地域紛争(サウジアラビア、イラン、中国と香港など)など悪材料が多いなかでの消費税改訂、低金利で金融政策の手段が少なくなっている(ヘリコプターマネーでも蒔きますか)ので、厳しい生活環境がまっている。

 ルールを変えて基本を守らなかったことが原因で私たちの未来は暗い。

 

 総裁任期は2期のままにすべきだったし、低金利政策が長すぎた・・・・。