日本の将来は大丈夫、支給年金額据え置き、プライマリーバランスの先送り。
国の収入の支出のバランスであるプライマリーバランスの均衡が2020年から2027年に先延ばしにされ将来世代に負担を先延ばしにした。さらに、年金支給額をへらさず2018年は据え置きにした。年金制度を決めた時のルールだと過去3年の平均賃金が下がっているため、0.3%下げなければならないのにこれを、将来の世代の負担にした。
資生堂などの業績は中高年向けの販売が増加し過去最高の利益らしい。子育て世代の貯金・預金はほどんどないと言うのに「オレオレ詐欺」で何百万、何千万を失ったと報道がある。蓄積があるのに年金は減らすなと行政に言う。自分の老後だけを心配する。老後の期間はどちらが長いと考えているのだろうか?
決めたルールを守らないといずれは破綻する。また、ルールを自分の都合の良いものい変更するのも破滅への道を進んでいる。「経験でなく歴史に学ぼう」
末期的症状。
国の借金が1,000兆円を超えているが、これを減らそうとする政策を実施しない。プライマリーバランス(PB)を2020年に均衡させる計画だったものを先延ばしにする。2020年のPB均衡計画を2027年まで先延ばしにしようとしている。こんなことをしていたら、いつまでたっても財政の健全化なんて無理だ。自分たちの世代がよければ、いいのだろうか?。後世代に大きなリスクを残してる。
自民党総裁の任期は2期6年だったものを3期にして長期政権を可能としていて、長期政権の弊害がでている。長期政権には必ず反動があって、改革が遅れ、旧態依然としたものが残りやすい。自分たちが、改革を進めているつもりでも本当に新鮮な考え方を導入するのは難しい。失業率は下がり、株価は上昇を続け景気は安定していると言っているこの時期に改善をしないで「いつするの」。長期政権の影響で、日銀も現状維持体制が続き、低金利政策の出口を示さず、本当にこれからの先行きが心配。物価上昇率2%を達成できなかったら、誰かさんは辞任するのではなかった?
景気には山谷があるのが普通で、これを無理に捻じ曲げている現政権の罪は深い。評価は、後にしかできないが、恐慌クラスのショックをもたらすかもしれない。人口減少のなかで成長率を上げていくのは至難の業だ。首相として、歴史に名前を残したのであろうが、「日本経済をダメにした首相」になるかもね、借金を増やし、日本を三流国にした男なんて.......。
景気拡大
景気拡大が59ケ月になって、57ケ月続いた「いざなぎ景気を超えた。2002年2月から続いた戦後記録の2番目になる。ただ、この景気拡大局面の名前さえ知らない人が多いのではないか?「さざなみ景気」といった。人によったら景気は、良くなってないという。ただ、そんな人は景気の定義をご存じだろうか。景気は指数によって内閣が認定している。米国は、実質GNPの2四半期マイナスでリセッション入とされており、明確になっている。その点では日本はわかりくい部分はある。また、景気は後日になってしか分からない。景気の山、谷の判断は1年~1年半がかかる。
ただ、平成29年12月現在では、景気は拡大していることは間違いない。「さざなみ景気」に次ぐ、景気局面のなかにいることを認識し、今後の人生計画を設計しなければならない。景気は、いつ悪化するかは、分からない。北朝鮮問題や中国の経済減速(指標が悪くなってる)、ロシアゲートなど爆弾は散在する。悪いことが起きた時に対応する計画を個人も作成しておくことが必要だ。