ファイブリバーのお金のはなし

ITバブル、リーマンショックを乗り越えた投資家のブログ。

また、元安部首相の失策

 

 新型コロナウイルスの対策事業について会計検査院が検査し、介護施設などに配るため政府が調達した布マスク約1億4千万枚のうち、今年3月末時点で約8200万枚(約115億円相当)が倉庫に保管されていたことが26日、関係者への取材で分かった。昨年8月~今年3月の保管費用が約6億円に上ることも判明した。(gooの記事より)

 

 長期政権の弊害がまた表出してきた。数々の不正がもみ消されて、罪に問われないかたちになっている元安部政権。消費税改定を先延ばしした結果、最悪の時期に消費税増税になるなど政策も多くの失敗が見られた。上記の安部マスクも、不透明な業者が取引のなかに入り、その後の経過報告も曖昧になっている。こんな政権を過大に評価するべきでない。 

 また、コロナ対策の初期には、お金を配り財政を傷つけた上、その配った資金は貯蓄に回るなどで経済浮上効果は限定的となり、失敗が相次いでいる(当初、計画していた所得制限を設けた仕組みで実行すればよかったものを、ポピュリズムの〇明党に忖度し妙な政策を実行してしまった)。

 

 10月31日に開票される衆議院選挙は、自民党は負けてしまうだろうが、岸総裁の責任ではない。ただ、自民として罰は受けなければならない。ルールを変えて3期も総裁を続けた元首相の責任だ。