ファイブリバーのお金のはなし

ITバブル、リーマンショックを乗り越えた投資家のブログ。

9月、入学は本当に大丈夫か?。

 今、巷では学校の9月入学が議論されており、マスコミが報じる論調はこれを是とするものが多い。だが、十分な検討が必要だ。非常事態で変わると言われているが、こんな大事なことは十分な論議を重ねて決定することが必要だ。

 グローバルスタンダードは、9月と言われるが、主に米国の基準だ。パックスアメリカーナで今は米国が実施するものが、基準となっているものが多い。米国が世界の警察の役割を辞めると言っているなかでは、動向を見極めることが必要だから、拙速に決めるべきではない。

 

 米ハーバード大学 ダニ・ロドック氏によると、『重大な事態が起きると、自分に都合の良い情報を集めがちな「確証バイアス」が生じやすい。自分たちの考えが裏付けられたと感じだろう』と。IT業界が広告に使うような手段を使って、政府や自治体、一部の企業、マスコミが国民を導こうとしている。

 

 9月入学にも良い点があるが、4月にも良い点は多い。ジャパンンアズナンバーワンになった要因もこうした点にあったかもしれない。他社と違うから差別化できたかもしれない。留学する学生・生徒の比率を考慮すつことや、3月に卒業して9月に入学するなら準備期間が多くもてたり、外国の学校を卒業(十分勉強して)し、就職活動ができるなどメリットがあるのではないか?

 

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