ファイブリバーのお金のはなし

ITバブル、リーマンショックを乗り越えた投資家のブログ。

2%の物価上昇

 

  日銀のインフレターゲットが2%で今市場にお金をジャブジャブ供給している。ただ、思惑通りにはいかず目標には届いていない。

 本当にジャブジャブ出し続けていい?。市場では何が起きるか判らない。誰も望まないのにバブル崩壊ITバブル崩壊、リーマンショックのようなことが起きている。

 インフレ目標を2%にしているが、予期しないことが起きてハイパーインフレが起きるかもしれない。この時、私たちは自分を自分で守るしかない。

 現金にだけ資産を配分している人は気をつけよう。

 

  国の借金を考えると、ハイパーインフレは願ったりで、1,000兆円を越える債務残高があるのだから・・・・・。実質的な借金が減るのだから。しかし、ハイパーインフレは、望まれない。

 

  国民が意識しないといけないは、国の借金が国民一人当たり約830万円を言われるが、貸しては国民。と言うことは、債権者は、私たち。返してもらえるお金が実質的に減ってしまう。ハイパーインフレは、私たちに不利ですね。

米国ダウが最高値

  米国ダウが最高値の更新を続けている。株価が、上昇を続けるのに10年債の利回りは上がらない。経済原則からするとおかしい。

 各国中央銀行量的緩和を続けているからだろう。だから、この方針を転換すると異常状態から脱すると思う。

 FOMCで、従来は12月と観測されていた方針転換が9月と見る機関もでてきた。そうすると株価の調整は近いとかんがえられるのでは・・・・・。

 

 株価は、経済の動きを6ケ月先行すると言われるが、もし12月にFRB量的緩和を縮小するとしたら今月(6月)は、株式投資にとって転換点になるのではないかな。

 

マクロ経済スライド。

  マクロ経済スライドを強化するような年金法案が通りそうです。今の財政状況を考えると仕方ない話だとは思います。個々人がこれに備えて対策するしかありません。日本企業の特徴である終身雇用制、企業別労働組合等の今ままでの仕組みが崩壊しつつあるところです。これからの時代自分がどうきるのか真剣に考えなければならなくなってきています。

 政府は貯蓄から投資へと言っていますが、勉強しないまま「貯蓄から投資」すると痛い目にあうと思います。

時代が変化しつつある?

     Briexitが起こったり、アメリカ大統領選でトランプ氏が勝利するなど多くの人が予想することと反対の出来事が増えています。資本主義が成長求めて、人々の生活水準は無視して得ることへの私のような低所得の人間の反動が起こってるのかもしれません。政治は、ポピュリズムではだめだと思います。良い例が日本です。民主党が「コンクリートから人へ」と一時的に政権を担いましたが、ただ自民党の政策に反対するようなポピュリズム的な対策で結局は結果を出せませんでした。

 トランプ氏の政策もうまくいかないのではないでしょうか。時代が変化しつつあるときに、ポピュリズムの政策では到底世の中は良くなりません。

 7年近く続いたアメリカの景気拡大も大きくクラッシュするのではないでしょうか。暗黒の何曜日が来るのでしょうか?。